ノスタルジックな魅力に癒される山の温泉
みずみずしい木々のせせらぎに包まれた水俣の山々。
名水が大地を潤し、山の温泉が人々をいつまでも潤します。
山間にひっそりと静かに佇む、湯の鶴温泉。5軒の旅館と立ち寄り湯が川の両岸に並んでいます。その昔、傷ついた鶴が水辺で羽を休め、数日後には元気に飛び去ったことから発見されたという温泉で、古くから湯治場として人気を集めてきました。泉質は、肌にやわらかで、外傷や打ち身、筋肉痛、リウマチなどに効果があるとされています。
2022年10月、環境大臣から「国民保養温泉地」として湯の児温泉と共に指定されました。
湯の鶴温泉神社
水俣のパワースポット
温泉街からほたる橋を渡って10分ほどのところにある神社で、湯出神社として親しまれています。片道50段もある「願掛け石段」は、悪縁や厄を落とし、良縁や厄除けの御利益があります。秋には紅葉を楽しむことができ、地元住民や観光客のお散歩コースとして親しまれています。
湯出七滝
川の流域に点在する水のアート
座頭滝、母滝、小滝、唐滝、赤水滝、箱滝、大滝という大小7つの滝が存在したことから「湯出七滝」と呼ばれています。現在5つの滝を楽しむことができ、残り2つは幻の滝とも言われています。岩肌を簾のように落ちる滝の美しさは圧巻です。
鈴虫祭
湯の鶴温泉の夏祭り
湯の鶴の大自然の中で開催される夏祭りで、鈴虫の音を聞きながら楽しむことができます。もちろん夏祭りには欠かせない屋台や、早飲み競争・伝統芸能といったステージなど、様々なお楽しみイベントが開催されます。