水俣で、未来を創るスタディツアー。

社会課題解決と自己成長を両立する、新しい企業研修。

SDGs未来都市みなまたが提供する、
地域課題解決とキャリア自律を促す特別な企業研修プログラム

水俣市ってどんなところ?

九州南西部、熊本県最南端に位置する豊かな自然と歴史のまち

SDGs未来都市・水俣

2020年7月にSDGs未来都市に選定された水俣市。
公害の歴史から学び、環境への先進的な取り組みを続ける、
環境モデル都市として国内外から注目を集めています。

162.88
km² 面積
21,295
人 人口
10,930
世帯 世帯数
24
種類 ごみ分別
2022
年 温泉地指定
(2025年6月末現在)
水俣市全景

■なぜSDGsを学ぶのに水俣が最適なのか?

企業研修に水俣を選ぶべき5つの理由

1
水俣病資料館での学習

実体験から学べる課題解決プロセス

水俣病という他にない公害を経験し、環境モデル都市として再生した実例。理論だけでなく、実際の課題解決プロセスを肌で感じることができます。

2
SDGs未来都市の取り組み

国が認めたSDGs先進地域

2020年SDGs未来都市選定。国が認めた先進的な取り組みを直接学べる貴重な機会です。

3
ごみ分別の取り組み

具体的な成果が見える取り組み

ごみ分別24種類、リサイクル率95%超、エコタウン事業など、数値で見える具体的なSDGs実践例を学習できます。

4
地域住民との交流

多様なステークホルダーとの対話

行政・企業・市民・NPOなど、様々な立場の方々との交流を通じて、協働の重要性を実感できます。

水俣だからこそ得られる学び

🔄 負の遺産から正の遺産へ

危機を機会に変える
企業変革のヒント

🤝 もやい直しの精神

地域一体となった
課題解決の手法

🌱 持続可能な成長

環境と経済の
両立モデル

令和4年10月「国民保養温泉地」指定

湯の児温泉

湯の児 - 海の温泉

不知火海を一望できる絶景の温泉地。美しい夕日と海の幸が自慢です。

湯の鶴温泉

湯の鶴 - 山の温泉

山間の静かな温泉街。四季折々の自然と歴史ある温泉文化が息づいています。

SDGsとは

持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)について

SDGsの概要

2015年に国連で採択された、2030年までに達成すべき17の持続可能な開発目標です。「誰一人取り残さない」をスローガンに、経済・社会・環境の3つの側面から世界の課題解決を目指しています。

貧困、飢餓、健康、教育、ジェンダー、水・衛生、エネルギー、経済成長、イノベーション、不平等、都市、生産・消費、気候変動、海洋、陸上生態系、平和、パートナーシップの17の目標で構成されています。

水俣市のSDGsへの取り組み

2020年7月、水俣市は「SDGs未来都市」に選定されました。公害の歴史から学んだ教訓を活かし、環境と経済の好循環を実現する持続可能なまちづくりを推進しています。

「もやい直し」の精神で、市民・企業・行政が一体となって、誰一人取り残さない社会の実現を目指しています。

水俣市の主なSDGsの取組

3

すべての人に健康と福祉を

水俣病の経験を踏まえ、市民の健康を最優先とした取り組みを推進

11

住み続けられるまちづくりを

地域の課題解決を目指すスタディツアーなどに取り組む

12

つくる責任つかう責任

24種類のごみ分別とリサイクル率95%超を実現する循環型社会

14

海の豊かさを守ろう

不知火海の環境再生と海洋生態系の保護・回復活動

企業がSDGsに取り組む意義

ビジネスチャンスの創出SDGsの達成には年間約12兆ドルの経済価値があると言われています。

リスク管理:環境・社会課題への対応は、企業の持続可能性に直結します。

人材確保・定着:社会貢献意識の高い人材の獲得と従業員のエンゲージメント向上が期待できます。

水俣スタディツアーとは

地域の魅力に触れながら、ともに課題解決や個々の自立を目指す企業研修プログラム

湯の児温泉

観光資源を拠点に

水俣市の観光資源(湯の児温泉・湯の鶴温泉)を拠点とする

地域との交流

地域との交流

半日はワーク、半日は地域住民や事業者との交流

SDGs体験

SDGsを体験

水俣市のSDGsへの取り組みや地域特有の課題を体験

自然での内省

自分自身を見つめ直す

非日常の環境で、環境と地域との関わり、自分自身を見つめ直す

メディア掲載実績

水俣スタディツアーは各種メディアで注目を集めています

熊本日日新聞記事

熊本日日新聞

2023年10月14日

「研修型スタディツアー来て」水俣発 山間部の課題学ぶ 企業に提案へ

くまもと経済記事

くまもと経済

2023年12月号

水俣市スタディツアー 環境関連企業視察

熊本日日新聞記事

熊本日日新聞

2024年12月7日

「水俣で研修、余暇楽しんで」企業向けツアー始まる

選べる研修テーマ・プログラム例

企業の目的に合わせて、複数のテーマからお選びいただけます

「地域課題解決」編

概要:水俣病の歴史と再生への歩み、資源循環について知り、地域課題を学ぶプログラム

水俣病資料館・親水護岸

📚 水俣病資料館・親水護岸見学

歴史を学び、再生への歩みを理解する

みなまたエコタウン

🏭 みなまたエコタウン視察

びんのリユース・リサイクル工場など

マリンアクティビティ

🌊 マリンアクティビティ体験

再生した美しい水俣の海での体験

湯出七滝散策路

🚶 湯出七滝散策路整備体験

地域の自然環境保全活動への参加

期待できる学び

リアルな地域課題の理解、SDGsへの貢献意識の向上

SDGs学習で得られる効果

  • グローバル視点の獲得:世界共通の課題への理解を深める
  • 事業戦略への応用SDGsを企業活動に取り入れる具体的手法を学ぶ
  • 社会課題解決思考:地域の実例から課題解決のプロセスを体験
  • ステークホルダー連携:多様な主体との協働の重要性を実感
  • ESG経営の実践:環境・社会・ガバナンスの観点から経営を見直す

「キャリア自律」編

概要:新規就農者や地域住民との交流を通じて、キャリアビジョンを見つめ直すプログラム

水俣病資料館・親水護岸

📚 水俣病資料館・親水護岸見学

歴史を学び、再生への歩みを理解する

みなまたエコタウン

🏭 みなまたエコタウン視察

古米再生プラスチック工場など

ネイチャープログラム

🌿 ネイチャープログラム体験

エコパーク水俣・恋路島での自然体験

農業体験

🚜 就農者の課題を学ぶ農業体験

新規就農者の農園での実践的体験

期待できる学び

自己の内省、新たな視点の獲得、地域貢献への意識醸成

「企業オーダーメイド」編

概要:企業の研修目的・課題に合わせて完全カスタマイズするフレキシブルプログラム

水俣病資料館・親水護岸

📚 水俣病資料館・親水護岸見学

歴史を学び、再生への歩みを理解する

みなまたエコタウン

🏭 みなまたエコタウン視察

びんのリユース・リサイクル工場など

マリンアクティビティ

🌊 マリンアクティビティ体験

再生した美しい水俣の海での体験

湯出七滝散策路

🚶 湯出七滝散策路整備体験

地域の自然環境保全活動への参加

カスタマイズ可能な要素

  • 研修期間(1泊2日〜5泊6日まで調整可能)
  • プログラム内容(企業の課題・目的に応じて選択・組み合わせ)
  • 参加人数(10名〜20名まで対応)
  • 宿泊施設(湯の児温泉・湯の鶴温泉から選択)
  • ワークショップ内容(SDGs、地域課題解決、チームビルディングなど)

企業の声に応える柔軟性

「環境教育」「地域貢献」「チームワーク向上」「SDGs理解」など、企業の研修目的に合わせてプログラムを設計いたします。事前のヒアリングで最適な内容をご提案いたします。

参加者の声・体験談

100%

全体満足度

参加者全員から高い評価をいただいています

「水俣病の被害や人権問題を改めて学ぶことができた。また、埋立地を公園やスポーツ施設として市民が利用できる公共の場となっていることに驚いた。」
「リグラスロードを実際に見ることができ、水俣市の環境問題への意識の高さを実感した。」
「水俣市が水俣病と向き合って未来へ進んでいくというメッセージを感じた。」

- 親水護岸・水俣病資料館 参加者

「環境に配慮しながら、資源と経済を循環させるという田中社長の考え方に感銘を受けた。エコも地域活性化の一つになり得るという気付きを得た。」
「見学した工場は、環境に配慮した地域づくりにおいてトップランナーである水俣市の象徴のような施設だった。SDGsの推進において地域課題を解決するためには産学官金の連携が不可欠であることがよく理解できた。」
「企業や個人の関わりしろの創出として、リグラスやリユースのアイデアコンペなどができたら面白いのではないかと感じた。」

- みなまたエコタウン見学参加者

「汚染された過去が想像できないくらいきれいな海に入ることができた。(今まで訪れた海で1番きれいでした。)初めてのSUP体験で貴重な経験となった。」
「湯の児の海があんなにも綺麗だとは思わなかった。また、海に関わる方々の熱い思いに実際に触れることができたことも良かった。」

- マリンアクティビティ(湯の児)体験参加者

「竹あかり体験が廃校で行われたのがすごく良かった。童心に帰った感覚となり、一段と楽しさが増した。過去に街中で体験した竹あかり製作体験とはまた違った魅力を感じた。」
「自治会自ら取り組んでいることや困りごとの内容を実際に聞く機会として大変有意義だった。」
「地域との交流をもう少しメインとするのか、何かしらの要素をプラスして、体験のみに留まらない形になるとベターだと感じた。」

- 竹あかり製作体験(湯の鶴)

スケジュール例

企業様のご要望に応じてカスタマイズ可能です

3泊4日版

じっくり学ぶ充実プログラム

水俣の歴史から現在の取り組みまで、包括的に学習できるプログラムです

1日目

午前:到着・水俣病資料館・親水護岸見学

午後:みなまたエコタウン視察(古米再生プラスチック工場)
夜 :懇親会

水俣病資料館見学
2日目

午前:ワーク(自社業務など)

午後:ネイチャープログラム体験(エコパーク水俣・恋路島)
夜 :自由時間

ワークショップの様子
3日目

日中:就農者の課題を学ぶ農業体験(新規就農者の農園)

夜 :懇親会

地域体験プログラム
4日目

午前:総括ワークショップ

午後:解散

総括ワークショップ
2泊3日版

効率的に体験するコンパクトプログラム

より短時間で水俣の魅力を体験できる、忙しい企業様向けのプログラムです

1日目

午後:到着・オリエンテーション

   水俣病資料館・親水護岸見学・みなまたエコタウン視察
夜 :懇親会

水俣病資料館
2日目

午前:湯の鶴地区の取組み紹介・地域体験プログラム(湯出で滝散策路整備体験)

午後:湯の児温泉説明・地域体験プログラム(マリンアクティビティ)
夜 :懇親会

エコタウン視察
3日目

午前:総括ワークショップ

午後:解散

総括ワークショップ

費用について

企業・参加人数・プログラム内容により変動いたします。
詳細な費用につきましては、お気軽にお問い合わせください。

【費用例】
・2泊3日版 65,000円/人~(宿泊費、体験料、食事代含む)
・3泊4日版 79,000円/人~(宿泊費、体験料、食事代含む)

※いずれも水俣市までの交通費は含まない。
※ カスタマイズ可能なプログラムもご用意しております

スタディツアーから生まれた成果

単なる体験に終わらず、具体的な成果やビジネスチャンスに繋がっています

事業所展開の様子

🏢 スタディツアー参加後に水俣に事業所を展開

参加企業の一つが、水俣スタディツアーでの学びを活かし、水俣市に新たな事業所を開設することになりました。

具体的な成果
  • 水俣市の環境技術と地域資源を活用した新事業の展開
  • 地域雇用の創出と地域経済への貢献
  • SDGs実践企業としてのブランド価値向上
  • 水俣市との継続的なパートナーシップ構築
物産イベント出展の様子

🛍️ 物産イベント出展による地域活性化

スタディツアーで交流した新規就農者が、百貨店(福岡市天神)の主催イベントに物産出展を実現しました。

具体的な成果
  • 水俣の特産品を都市部で直接販売する機会の創出
  • 新規就農者の収入向上と事業継続性の確保
  • 水俣ブランドの認知度向上とマーケット拡大
  • 都市と農村の新たなつながりの構築

スタディツアーの真の価値

これらの成果は、単なる視察や体験を超えて、持続可能なパートナーシップ相互利益の創出を実現していることを示しています。
水俣スタディツアーは、参加企業と地域の双方にとって、新たな可能性を開く架け橋となっています。

よくある質問

参加対象者について教えてください

特に対象者の制限はありませんが、新人から入社2~3年目の若手社員研修やチームビルディングを目的とした研修に適しています

宿泊施設について

各社で御予約いただきますが、研修に沿った宿泊施設の案内から事前調整まで、市できめ細かくサポートします

準備するものはありますか?

まずツアーの内容を市の方にご相談いただき、ツアー内容に応じた準備物をご提示いたします

プログラムのカスタマイズは可能ですか?

ご要望に沿って可能な限り対応します

最少催行人数はありますか?

3名程度からの少人数でも催行できますので、気軽にご相談ください

熊本県水俣市で実現する、未来志向の「企業スタディツアー」

熊本県内で、SDGsや社会課題解決、人材育成をテーマにしたスタディツアーをお探しの企業研修ご担当者様へ。九州・熊本県の最南端に位置する水俣市こそ、今、選ばれるべき研修の最適地です。水俣市が提供するスタディツアーは、単なる視察や観光ではありません。公害の歴史を乗り越え、環境モデル都市へと再生した「SDGs未来都市」ならではの、リアルな課題解決プロセスと持続可能な未来へのヒントを体感できる特別なプログラムです。

なぜ「企業スタディツアー」に水俣市が選ばれるのか

水俣市の強みは、その「経験」と「専門性」に裏打ちされたプログラムの質にあります。深刻な水俣病という公害を経験した水俣市は、その教訓から学び、「もやい直し」の精神で市民・企業・行政が一体となり、持続可能なまちづくりを推進してきました。

例えば、24種類にも及ぶ徹底したごみ分別や、リサイクル率95%超を実現する「みなまたエコタウン」での取り組みは、環境と経済の両立を目指すESG経営やサーキュラーエコノミーの具体的な実践例として、多くの企業から注目を集めています。本スタディツアーでは、こうした先進的な現場を専門家の解説付きで視察し、自社の事業戦略へ応用するヒントを得ることができます。

国が認めた「権威性」と運営の「信頼性」

水俣市は、2020年7月に国から「SDGs未来都市」として選定された、SDGsの先進地域です。また、湯の児温泉・湯の鶴温泉は「国民保養温泉地」にも指定されており、豊かな自然環境も公的に認められています。

本プログラムは、水俣市役所(経済観光戦略課)が主体となって提供しており、その「信頼性」は折り紙付きです。熊本日日新聞や「くまもと経済」といったメディアにも多数掲載され、参加企業からは「全体満足度100%」という高い評価をいただいています。「水俣病の歴史と再生への歩みを深く学べた」、「環境と経済を循環させる考え方に感銘を受けた」といった具体的な「参加者の声」が、プログラムの価値を証明しています。

「水俣市 スタディツアー」で得られる、唯一無二の体験

熊本県が誇るこの水俣市のスタディツアーは、企業の課題に合わせて「地域課題解決」編、「キャリア自律」編、そして完全オーダーメイド編と、柔軟なプログラム設計が可能です。水俣病資料館での学びから、再生した美しい海でのマリンアクティビティ、新規就農者との農業体験まで、五感を通じた「経験」が参加者の新たな視点とキャリア自律を促します。

実際に、本スタディツアーへの参加がきっかけで水俣市に事業所を展開した企業や、地域の生産者が都市部の物産展に出展するといった、具体的なビジネス成果にも繋がっています。

熊本県で、また日本全国で、真に価値ある企業スタディツアーをお探しなら、ぜひ「SDGs未来都市・水俣」をご検討ください。未来を創る学びの旅が、貴社と社員の皆様をお待ちしています。

まずは、お気軽に資料請求・お問い合わせください。

水俣スタディツアーで、
あなたの企業と未来を変える
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📍 水俣市経済観光戦略課

熊本県水俣市陣内1-1-1

水俣市役所内